1級着付け技能士の私が、検定試験の最新受験レポートをお届けします!
どんな雰囲気なの?当日の流れがしりたい!そんなあなたに、受付から採点まで時系列でご紹介♪
私自身が、受験前に知りたかったポイントを詳しくお伝えします。
当日の流れをしっかりイメージすれば、本番は余裕をもって臨めるはずですよ!
Contents
受付
受付開始15分前
- 受付は、1、2級で分けられていました。
- 受付開始待ちの列が並び始めます。(1級受験者はモデルと一緒に並びます)
受付開始(受験票の提出・本人確認・検温)
- 受験票を提出します。
- 受験票に添付された写真で本人確認を行います。コロナ対策のため、マスクは必須でしたので、担当者の指示に従い一瞬だけマスクを外す形でした。
試験会場へ入室
準備
- 準備品を持ち、モデルと共に試験会場へ入室します。私はスーツケースにすべて入れていましたので、そのまま入室しました。
- 割り当てられた検定スペースにて、すぐに準備に入ります。
- 不要なものは、検定スペース内には置かず、試験会場のすみに(邪魔にならない場所)におきます。脱いだ靴も同様です。
- 受験票は、検定スペース内の受験番号カードと揃えておきます。
試験説明
- ここからは、検定スペースを勝手に出ることは許されません。
- 試験の予定、注意事項について説明があります。
- 足は崩してもよいので、楽に聞いてくださいとのアナウンスもありました。
準備品点検
- 検定委員が検定スペースをまわり、一人ずつチェックされます。
- 準備品の不足や、規定を満たしていないものがあれば、失格または減点となります。
- 振袖が絵羽模様であるかは、ここで必ず確認します。試験を受ける前に「失格」になる方も…。
試験開始準備
モデルの着替え
- モデルを洋服から浴衣もしくはガウンへ着替えさせ、足袋に履き替えさせます。
- 浴衣は腰ひもを結ばず、羽織るだけです。ほとんどが浴衣でした。
- 脱いだ衣服は、試験会場の隅に置いた荷物へしまいます。
- モデルだけが立ち、受験者は座った状態です。
- 検定委員が補正の有無をチェックします。女性検定委員がモデルの胸の上や腰付近に触れ補正がないことを確認します。
試験開始
補正・長襦袢着付けのための準備
- 検定委員のチェックのあと、準備品を着付けしやすいように並び替えます。
- タオルを折る、コットンのカットなどは禁止です。
補正・長襦袢着付け
- タオルを折る、コットンのカットなどはこの時間に行います。
- 着付け終わった受験者はその場に座り、モデルだけが立っている状態になります。
- 時間が余っている人が多い印象でした。
- 着付けの速さは合格基準ではないので、時間いっぱい使って丁寧に仕上げたほうがよいと思います。
採点
- モデルだけが立っている状態で、複数の検定委員が会場を回りながら採点していきます。
- 独特の緊張感と、11月以降は寒さのため体調を崩すモデルさんもいたようです。
着物着付け、帯結び(草履まで)
- 着付け中も検定委員が周回し、所作などをチェックしていました。
- 終了後すぐに、受験者は退出するため、余った腰ひもやゴムなどは、風呂敷(衣装箱)の上へ都度片づけておいた方よいと思います。
採点
- 受験者は靴を履いてすぐに退出します。
- 荷物は置いたままです。
- 検定スペースにて、半衿、おはしょり、帯のたれ部分などを計測。
- その後、モデルは検定スペースの周囲を歩きます。
- 採点時間は30分ほど、この間に体調を崩すモデルさんも多いとのこと。私が受験した日も椅子に座っていたモデルさんがいました。
- 検定委員からは、体調が悪い場合はすぐに申し出るようにアナウンスがありましたので無理は禁物です。
検定終了後
- 試験会場では撮影禁止のため、ロビーへでて記録用に写真を撮りました。
- 受験票は、合格発表の際に必要となるため、保管しておきましょう。
- 速やかに片づけるように指示がありました。
※本記事は、あくまで筆者の主観であり、結果を保証するものではありません。
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