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着付けの知恵袋

腰紐はダイソーに売っている商品でも代用できる?着付けに必要な道具として適している物と特徴についてご紹介!

腰紐は、着物や浴衣を着るときに必ず3本は必要なものです。

残念ながら、100均のダイソーでは、着付け用の腰紐や伊達締めなどの道具は手に入りません。

しかし、急に必要になったり、用意していたのに数が足りなかったりした場合、ダイソーに売っている商品で腰紐の代わりになるものがあります!

正規品の腰紐が、いつも売っているところは呉服屋か通販ですが、買う時間がない方や初心者で小物を揃える余裕がない方は、ダイソーで代用するのもよいでしょう。

正規品の着付け道具を揃えるよりも安く済みますし、なにより手に入りやすい点が魅力ですね。

腰紐として、使える代用品の特徴や選び方を紹介しましょう。

腰紐はダイソーのストッキングで代用できる!

腰紐の代用にストッキングがおすすめな理由

  • 伸縮性がある
  • 紐の幅が細すぎない
  • 真ん中で切れば、腰紐が2本できる
  • 滑りにくい
  • 硬くない

ちなみに、帯枕のガーゼがないときの代用にもストッキングは使えます。

腰紐をダイソーで揃えるときの代用品3選!

ストッキング以外に結びやすくダイソーで手に入る代用品のおすすめを3種類紹介します。

私も実際に使用してみました。正規品に慣れているので、少し違和感がありましたが、代替品としてはありだと思います!

手ぬぐい

切って縫う作業が必要ですが、ダイソーでも簡単に手に入り、柄も色も選べるので気分が上がりますね。

正規品は1本500円以上するので、裁縫ができる方にはアレンジができて安く手に入るのでお得だと思います。

少し伸縮性はかけるものの、使用感も柔らかく、滑りにくい生地なので安定します。

伸縮包帯

ばんそうこうや包帯コーナーのあるところに置いてある医療用のもので大丈夫です。選ぶ時に幅や薄さに注意しましょう。

大人では安定感が物足りなさそうですが、腰紐が苦手な方や子どもに向いていると思います。

着物よりも中の長襦袢の方か浴衣のときに使った方がよさそうな感じです。

織ゴム

太い丈夫なゴムなので、伸縮性のある包帯よりは安定感があると思います。

実際に浴衣の着付けのときに使われる方もいて、正規品の腰紐よりも苦しくなくていいとの声も上がっています。

長めの幅があるものを選んでください。

着慣れていないと、着物がさらに動きづらくなってしまい、着崩れの原因にもなることも…。

着付けに使う腰紐は呉服屋か通販でいつでも買うことができます。

しかし、呉服屋以外だと、夏の浴衣を売り出す時期以外は、手に入りづらいものです。

急に着物を着ることになって、腰紐が一本足らないわ

腰紐がない!呉服屋へ行く時間もないよ!

普段の生活で着物を着る機会なんて、そうあるものではないですね。

そんなときは身近にあるダイソーで買えるストッキングがおすすめです。100円で購入できるのも魅力的です。

ダイソーの営業時間も10時~21時と仕事終わりでも、学校終わりでも行ける時間帯なのも助かりますね。(店舗によって9時~20時)

腰紐をダイソーで代用するとき適している物の特徴

【腰紐】は、長襦袢や着物を合わせて固定するものです。

ウールの着物は生地が固めなので、着物を合わせて腰紐で結んでも滑りにくく着やすいですが、絹の着物は生地が滑らかで腰紐も滑りやすく注意が必要です。

腰紐は滑りやすい素材の着物に対しても、腰でしっかりと固定できるものでなければいけません。

腰紐がしっかり固定されていなければ、足元から着物がどんどん崩れていきます。

腰紐の代用品に適している素材の特徴を抑えておけば、代用できるものは家にも沢山あります。

紐の長さが自分の腰を2周できて、さらに半周ほど余るもの

腰紐は通常だと腰に2周巻いて着物を腰に固定します。細身の方や長い腰紐を使っている方、子どもの着付けは場合によって3週巻くときもあります。

1周だけ巻いて固定するのと、2周巻いて固定するのでは安定感が違います。

腰部分から崩れると、足元から下に向かって着物が下がっていき、ひどい着崩れの原因にもなるので注意してください。

柔らかいもの

腰紐の位置はだいたい腰骨の2~3㎝上の位置で結びます。

腰骨と腰紐の間にある着物を押し付けて固定しているので、硬いと時間が経つにつれて痛くなる可能性が大きいです。

なるべく柔らかなものを使い、強く結びすぎないようにしましょう。

滑りにくいもの

滑らかな生地の着物はすべりやすいので、腰紐はなるべくすべりにくいものを使って、着物をしっかり固定できるとよいです。

短時間であれば、多少すべりやすくても着るのに問題はないと思いますが、結びにくく、着崩れもおきやすいので注意が必要です。

伸縮性が多少あるもの

ゴムほど伸びる必要はありませんが、少し伸びちぢみのするものが、着ていて楽に過ごせます。

かがむときに腰が曲げやすいという利点も。

幅が3~4㎝あるもの

正規品の腰紐は平たい形をしています。

これは、平たい部分を使って着物を体に固定するためです。したがって、代用品で使うものも幅があるものを選びましょう。

腰紐をダイソーで代用するとき適していない素材の特徴

滑りやすいもの

着物が固定できずに着崩れの原因になるので、すべりやすい素材のものは控えましょう。

細いもの

正規品の腰紐も紐の幅をつかって着物を固定します。そのほうが細い紐よりも安定して固定できるからです。

幅の細いものは、短時間での固定はできますが、長時間のお出かけの際は代用品は適さないので控えたほうがよいでしょう。

紐の長さが自分を2周半できない・短いもの

本来は紐を自分の腰に2周する方が安定して着付けが出来ます。

1周しかできない場合は、仮紐などとして使うのをおすすめします。

伸縮性のないもの

伸縮性のないものは、しっかり固定されるイメージがありますが、腰回りが固く動きずらくなってしまいます。

動かない時や試着するときなどには代用できても、お出かけなどでは腰や体に負担がかかりますね。

硬めのもの

伸縮性のないものと同じで、腰回りや体に負担がかかります。

まとめ

  • 正規品の腰紐はダイソーにはないですが、腰紐に代わる代用品は揃えることができる
  • 2本の腰紐ができるストッキングは機能性も優秀
  • 腰紐の代わりの紐でも、適しているものと適していないものがある
  • ストッキング以外だと伸縮性の包帯・織ゴム・手ぬぐいも代用品として十分機能してくれるのでおすすめ

ダイソーに腰紐の代用できるものはありますが、正式な場面での着付けは着崩れを防ぐため、正規品の腰ひもを使いましょう。

緊急時の対応策として、活用してくださいね。

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