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着付け技能検定

着付け技能検定の受験資格を解説!2024/2023の試験日はいつ?1級2級の違いや合格基準を公開

着付け師の国家資格「着付け技能士」。着付けに携わる人ならいつか手に入れたい資格でもありますね。

着付け技能士の受験資格のポイントになるのは「実務経験」。

必要になる実務経験の年数は、あなたの修学履歴や既にお持ちの資格によって決まります。

あなたが受験資格を満たしているか知りたいなら、ぜひこの記事をご覧ください。

近年の合格率や合格基準も公開♪着付け技能士を目指すあなたにまず知ってほしい基本情報をお届けします。

着付け技能士【学科試験】受験資格

着付け技能検定は、まず6月ごろに実施される学科試験に合格する必要があり、合格者が9月以降に開催される実技試験へ進むことができます。

そして、学科試験を受験するためには、受験資格があるのかをまず確認しなければいけません。

修学履歴・実務経験1級2級
実務経験のみ5年2年
専門高校卒業4年(2級取得者は1年)0年
大学・短大・高校専攻科卒業3年(2級取得者は1年)0年
専修学校または各種学校卒業(800時間以上)4年(2級合格者は1年)0年
専修学校または各種学校卒業(1600時間以上)3年(2級合格者は1年)0年
専修学校または各種学校卒業(3200時間以上)2年(2級合格者は1年)0年
短期課程の普通職業訓練終了(700時間以上)4年(2級合格者は1年)0年
普通課程の普通職業訓練終了(2800時間未満)3年(2級合格者は1年)0年
普通課程の普通職業訓練終了(2800時間以上)2年(2級合格者は1年)0年
美容師免許取得2年(2級合格者は1年)0年

受験資格を確認すると、1級の受験したい方は、実務経験は必須になるということですね。

800時間って何年通えばいいの?

実務経験の年数を左右する履修時間についてですが、「800時間」って具体的にどのくらいの期間になるのでしょう。

調べてみると、専修学校の年間授業時間が、1年で800時間以上と定められていました。

最低でも1年は通うことになりますね。

また、普通職業訓練の普通課程は、原則1年で1400時間以上と定められています。

受験資格をえるために、実務経験が何年必要かを調べる目安にしてくださいね。

実務経験ってどこで?

実は、着付け師として仕事を請ける場合、資格は必要ありません。

私も着付けの仕事をはじめた時は、何の資格を持っていませんでした。

しかし、「1級着付け技能士」になるためには、まず実務経験が必要になるのですから、それも当然ですね。

着付け技能士には、実践力が備わっているかが重要視されているということです。

実務経験ができる場所をリストアップします。

実務経験はどこで?

  • 美容室
  • 結婚式場
  • 写真館
  • 着付け教室
  • 呉服店
  • 着物レンタル店

これらの場所で、実務経験をつむことができます。

また、卒業した後のお仕事を紹介してくれる着付け教室もありますよ♪

着付け教室を選ぶときのポイントにするとよいですね!

着付け技能士【実技試験】受験資格

学科試験に合格すれば、いよいよ実技試験にのぞめます。

具体的には、1級着付け技能士の実技試験を受けるには、1級の学科試験に合格した方。

2級着付け技能士の実技試験を受けるには、2級あるいは1級の学科試験に合格した方です。

(ただし、学科試験に合格した日の翌日から2年を経過する日の属する年度末までに行われる実技試験が対象になります。)

着付け技能検定とは

着付け技能検定とは、【着物を着つける技能や着物にまつわる知識】が一定基準満たしているかを検定する国家資格です。

着付けに関わる資格としては唯一の国家資格であり、その認知度は年々高まっています。

合格のメリット

  • 国家資格のため、自分の技術を証明する公的な証書がもらえる
  • お客様の信頼が得やすく、仕事につながりやすくなる
  • 教室、流派を超えて技術・知識の向上を目指せる(着付け技能士会へ入会できる)

受験料

学科試験実技試験
1級8,900円23,000円
2級8,900円23,000円

実技試験の受験料は、学科試験に合格したのち、実技試験の受験申し込みをする際に納付します。

学科試験と実技試験合わせて31,900円!なかなか高額だと感じますよね、なんとか一発合格を目指したいところです。

ちなみに、自己都合により、受験できなかった場合でも返金はできませんので、ご注意ください。

合格率

着付け技能士の合格率は、過去10年間でみても1級で50%、2級では80%程度です。

しかし、1級のいたっては、近年合格率が50%に満たない年もちらほら。

私が受験をした日だけで、合格率を確認してみるとやはり50%に少し満たないくらいでした。

少しずつ、難易度が上がっているのかもしれません。

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合格基準と試験日(2023)実績

合格基準【学科試験】

  • 1級…70点
  • 2級…60点

全日本着付け技能センターのHPに数年間の過去問題が掲載されています。

学科試験は、過去の出題を基本に学習しておくことをおすすめします。

合格基準【実技試験】

  • 1級…70点
  • 2級…60点

採点基準は、残念ながら公表されていません。

不合格の場合でも、減点対象となった事柄について教えてもらうことはできないのです。

どういった点に気を付けて受験するべきか、合格者の体験談を収集することが唯一できる対策となるでしょう。

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2023年度試験日はいつだった?

学科試験

2023年6月13日

実技試験

2023年9月5日~12月19日

2024年【令和6年度】着付け職種技能検定試験 実施日

2024年【令和6年度】着付け技能検定試験の実施日が公示されましたね♪

まず、最初の関門「学科試験」は全国一斉に行われます。

  • 試験実施日 令和6年6月11日(火)
  • 会場 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡
  • 試験申請受付期間 令和6年3月1日~5月8日

いよいよ、今年度の挑戦がはじまりました!すでに、申請期間に入っていますね。

申請する書類は、着付け技能センターのホームページで丁寧にチェックし、不備が無いようにしましょう。

万が一の場合に対応できるよう、期間に余裕を持って提出してくださいね。

まとめ

  • 着付け技能検定とは、着物や着付けにまつわる知識や技術の習熟度を検定する国家資格である
  • 受験資格は、実務経験や修学歴によって変わる
  • 合格率は、1級で50%前後、2級で80%前後である
  • 受験料は、学科試験・実技試験それぞれを収める必要がある
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