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着付け技能検定

1級2級着付け技能検定で減点や失格になる行動とは?合格者が徹底予想♪

1・2級着付け技能検定の実技試験では、減点や失格になる項目が存在します。

あらかじめ要項に明記されていることもありますが、公表されていない行動が存在するようです。

まるで【都市伝説】のようにまことしやかにささやかれている減点ポイントとは、どのような行動なのでしょうか。

この記事では、1級および2級着付け技能検定に合格した、着付け技能士が見聞きしたことを、あなただけにコッソリお伝えします。

1・2級着付け技能検定【減点・失格になる】行動とは?

検定受験の先輩は、仕上がりは完璧だったのに不合格になりました。

講師の方と原因を分析した結果、所作が悪かったのでは…という結論に至ったそうです。

注意すべきと言われている所作とは

ドタバタと動き回る

ドタバタと無駄な動きが多くなったり、ボディの周りをウロウロしたりするのは避けましょう。

スムーズな動きをするには、道具をどの位置に置けばよいかシュミレーションを繰り返すことが大切です。

そして、手元の作業をしながら、【次の動作は何か】を常に考えておきましょう。

帯を引きずる、ドサッと落とす

お客様の大切な帯への取り扱いには、十分に気をつかう姿勢をみせましょう。

実際は自分が練習を繰り返してきた袋帯だとしても、心がけとしてはお客様の高価な帯をお預かりしているつもりでお着付けします

ボディーやモデルに巻くときも、余った帯を床で引きずらないようにします。

また、帯を結んだときや仮紐で抑えたあとのたれ先も、床にドサッと落とすような行為は避けた方が良いです。

そっと、床に丁寧に置くなど、終始、お客様の持ち物を大切に取り扱います。

腰ひもなどを投げる

仮紐として使用した腰ひもなどを、引き抜いた後に投げ置くのは避けた方が無難です。

自分の着付け道具も丁寧に取り扱います。

着物や着付け道具を踏む

着物や帯を踏んでしまわないように細心の注意を払いましょう。

ゆったりと無駄のない動きをすることで、うっかり着物の裾や、帯を踏んづけてしまうことを防げます。

仮紐として使用した腰ひもなども、引き抜いた後は、衣装箱あるいは風呂敷の上に確実に片づけるようにしましょう。

しゃがむときに足を開く

お相撲さんが土俵入りしてしゃがんだ姿勢を「蹲踞(そんきょ、そんこ)」といいます。

着付けの最中にこの姿勢になったり、また裾線を確認するために、足を開いてかがんだりすることは避けましょう。

膝立ちの姿勢になる時も、両足のかかとを揃えるなど、美しい所作を癖づけましょう。

ボディ・モデルが揺れるほど雑に扱う

ボディ・モデルをお客様のように丁寧に扱いましょう。

試験の途中でボディーの向きを変えて着付けることはやめましょう。

帯を締めるときなどにボディーやモデルが大きく動いてしまわないように、細心の注意が必要です。

モデルの場合は、帯を締めるタイミングに少し足を踏ん張ってもらうように、タイミングを合わせる練習をするのもおすすめです。

大切なお客様に接するような気持ちでお着付けしましょう。

腰ひもを首にかける

腰ひもを首にかけてはいけません。

首周りは汗をかきやすい場所のため、腰ひもの汚れの原因にもなります。腰ひもも、お客様の大切な持ち物です。

使用する前に、取りやすい位置に移動して置いておきましょう。

その際、腰ひもの中央がすぐに取れるように、丸めておきましょう。

オランダ線に注意

減点になったかどうかはわかりませんが、持参した袋帯のオランダ線を隠して使うよう言われている受験生の方もいらっしゃいました。

このオランダ線があると、タレの長さの目安となってしまうため見えないようにせよ、という意図かと思います。

オランダ線は、タレ先から数センチの場所にある線のことで、現在はほぼ使われない用語のようです。アンティークの帯でたまに見つけることができます。

アンティークのお着物にこだわりがあったとしても、それは個人で楽しんでいただいて、検定で冒険するのはやめましょう。オーソドックスが1番です。

動揺して焦っている様子

検定当日、私は補正用ガーゼの裁断位置を間違えました。

何にも使えない短いガーゼを生み出してしまい、内心絶望しましたが、時間は進んでいきます。

使えないガーゼは余りのコットンと合わせて風呂敷の下に収納し、なにごともなかったかのように作業を続けました。

着付け中に動揺をお客様に悟らせない、というのは重要です。したがって、お客様を不安にさせるような行動も、減点対象になると考えています

検定当日は練習では起こらなかったことが起こります。それでも先に進む、という強いメンタルを準備していきましょう。

合格通知では得点は知らされません。

不合格になっても、改善点を推察するしかできず、対策がこれであっているのか?と不安を抱えながら、再受験に臨むことになります。

そうならないよう、できる対策はすべてしていきたいですね。

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※本記事はあくまで筆者の予想によるもので、結果をお約束するものではありません。

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